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平成6年(1994年)に、過去、5年間のギミアブレイク徳川埋蔵金大発掘総集編として放送されました。
徳川埋蔵金ブームは、この番組から始まりました。
ナレーション(田中信夫氏)、おどろおどろしいながらも迫力があるテロップ。期待せずにはいられなくなりました。
根利も候補地となっていたんですね。
*石坂浩二氏
「日本プラモデル工業協同組合」の特別顧問
*糸井重里氏
糸井重里氏の株式会社ほぼ日(ほぼにち)が、東証マザーズに上場しました。
「徳川埋蔵金は東京証券取引所にあった!」今後は「くうねるあそぶ」などと、揶揄されてこともありました。
*望月昭治会長
現在は渋川市会議員としてご活躍中
*水野智之氏 2011年7月 永眠
当初は、徳川埋蔵金を発掘するのが目的ではなく、競馬、パチンコで超能力を試してみるという番組で、その一部として超能力で埋蔵金を探してみようという軽いものでした。
超能力者のジム・ワトソン、キャロル・ベイとが埋蔵金を探します。
二人の超能力者が導き出した埋蔵場所は、水野家の敷地内にある源次郎の井戸付近となりました。
水野家の話が先にあっての超能力探査です。
植木屋さんに借りたユンボで気軽に掘り始めました。埋蔵金シリーズでは、最終的に60m掘っています。
*この場所、先々代が表面を総掘りしてほかの地表より下がっている場所で、明治時代に一度掘ってる場所ということでした。
*当時は、思ったより狭い範囲を掘っただけだった。
*井戸跡の伝説が残りすぎて、地元の人たちが井戸を掘って下の方に石垣があった(井戸の終点)のをそれ以上掘らなかったのが残念だという話が残っていました。
土木番組っていうのは、視聴者が揶揄してつけたのかと思っていましたが、番組内で石坂浩二氏が土木番組って言っているんですね。
発掘風景は、みなさんご存じなので割愛します。
番組でヘリコプターに探知機を取り付けた空中探査システムを使用しますが、この探査により発見された有力地が十数年後の2008年に掘られることになります。
誰しもこんなアーチ状の地層が現れれば、その先を掘ってみたくなります。
ここで、徳川埋蔵金の名わき役である慈雲法師の登場。
カメラマン(中嶋氏)が、憑依されたのか号泣し始めます。憑依したのは、殺された人足の霊だという。
糸井重里氏は、著書の「あるとしか言えない」の中で、全員唖然としたと書いています。
後日の資料によると、水野氏は、慈雲法師を信じていなかったようです。
水野智義が書いた「上申書」が登場
糸井重里氏は、上申書の内容について、結構正直に書かれていると言っています。
右は、165が手に取って見た本物の上申書(番組内のと同じもの)
内容を読むと、糸井重里氏と同じ感想を持ちました。
徳川埋蔵金上申書 番組の上申書 写真に著作権を主張します
上申書の中に三人の大阪商人の名前が登場します。
番組でこの三人について追跡調査をしてみたところ見当たらなく、三人の実在が証明できなかったことを報告していますが、番組放送後、千草安兵衛の子孫だと名乗る人物から電話があり、明治の中頃に山(赤城山)に行ったけど、失敗したということでした。
残る二人も大阪商人太平記という本に紹介されており、三人とも実在した大阪の豪商だということが判明しました。
このことから、上申書は真実を語っているのではないでしょうか。
三枚の銅板とは違う謎の図面が紹介されました。
糸井重里氏は、発掘の際に現れた望月会長が飛び込んだ横穴の断面図ではないかと推測し、望月会長が飛び込んだ横穴を千草氏らが掘った穴ではないのかと推測しています。
謎の図面を基に、石坂浩二氏が埋蔵されている深さについて言及しています。(児玉老人が刀を抜いた深さを表している) 糸井重里氏は、その話は本当にあったかどうかわからない口伝であると言っています。
石坂浩二氏は、「口伝は、伝えられているうちに広がりを持ってしまう」と解説。
165も口伝はあまり信じませんというか、口伝のベースになる事柄が何だったのかが重要だと思っており、口伝と伝説がほぼ同様のものであれば真実だと思っています。
大義兵法秘図書
水野家が大切に保管している、初代水野智義氏が児玉老人から直接もらったととする巻物。
内容については、断片的に紹介されていますが、上申書とは違って現代語に書き直したものがありません。
165は、大義兵法秘図書の現物は見たことがありません。
水野智義氏の上申書によると、埋められた御用金を守っていたとされる児玉惣兵衛が、御用金は上野国(現群馬県)八か所に埋蔵されたと語ったと書かれています。
番組内で、候補の八か所を挙げています。
@ 榛名神社の宿坊である般若坊:見取り図に「宝」と書かれた場所を発見したがダメでした。
A 倉賀野:小栗が江戸から家財道具を船に乗せ倉賀野まで運んだ。
B 安中(風戸峠):小栗一行が休憩した地点
C 鬼石(多野郡鬼石町):鬼石は小栗の領地で、そこの桜山の頂上に謎の石碑がある。
D 猿ヶ京:猿ヶ京の関所のほど近い場所から埋蔵金の歌とされる「あさひさすふたまたうつぎのねもとにある」と刻まれた石板が見つかった。
E 赤城山
F 月夜野
G 根利:大義兵法秘図書にでてくる唯一の地名 番組は、八か所のうち根利に照準を定めます。
根利は、江戸時代、銀や銅などの採掘が盛んに行われた場所で、多くの坑道が残っています。
165は、根利近郊に前線基地を設けて活動しています。
根利に住む古老は、根利には多かれ少なかれ軍用金を埋めたという伝説があると言います。
ある男の口癖が「今にいいことがあるだ」と言い、この男は軍用金を埋めたのを見ていたのではないかという話があるといいますが、今にいいことがあるは口癖なのでは?と思ってしまいます。
根利は沼田藩の領地(白斜線部分)でしたが、根利だけが前橋藩の領地であったようです。
今でこそ不自然に思いますが、今でも全国に飛び地がいっぱいあります。全国の飛び地を調べている人がいますので、ネットで見てみると面白いです。
江戸時代などは、武士の給与として知行地を定めていました。
根利の場合は、どいう経緯で飛び地になったかは不明ですが、前橋城の改築の木材の供給源としたのかもしれません。
右は、根利にある坑道に入っていくスタッフ。
いつ落盤するかわからない坑道に入っていくのにはかなりの度胸が必要です。(体験談)
ここは、画像の人が掘っていたというナレーションから、昭和中期まで掘っていたのでしょう。
昭和の坑道であれば比較的安全だし、中に入った人がいるの出れば危険性も事前にわかるというもの。
武田の埋蔵金で坑道を見つけますが、怖くて中に入れません。
糸井重里氏が、もうやらないと宣言して終了。
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